初心者が覚える技術(2)

今回は、初心者が最初に覚えるべき技術について解説していきます。
「始めたばかりで何から覚えたらいいのか分からない…。」そんな方は是非最後までご覧ください。
これさえ覚えておけば、オンライン麻雀「雀魂」で金の間までは行くことができます!

  • 覚える必要のあるルール(「点数計算・役」)
  • 麻雀の技術(「攻撃・守備・押し引き」)
  • まとめ

覚える必要のあるルール(「点数計算・役」)

まず麻雀には、ただ打っているだけでは覚えられないルールがあります。
それは「点数計算」と「役」で、このふたつは意識して学習しないと覚えることができません。

ただ、「点数計算」については、現時点で覚えていなくても問題ありません。ネット麻雀をされる方は、可能ならばアガった後の画面に表示される「翻(ハン)」をなんとなく眺めておいてください。大きければ大きいほど高得点と覚えておけば、いつか点数計算を覚えるときに役立ちます。

「役」に関しては、リーチ・タンヤオ・役牌、できれば混一色(ホンイツ)を覚えておけば問題ありません。また、役とは少し違いますが、持っているだけで1翻アップになるドラについても覚えておきましょう。雀魂だと光っているので、分かりやすいですね。(一部の卓を除く)

何度か麻雀を打ったことがあれば「これ以外に平和(ピンフ)とか一盃口(イーペーコー)って役も結構見かけるよ!覚えなくていいの?」と思う方もいるかもしれません。ですがそれに関しては、現時点で覚ていなくても問題ありません。詳しくは別の動画で解説しているので、興味のある方はそちらをご覧ください。(動画リンク)

麻雀の技術(「攻撃・守備・押し引き」)

麻雀には「攻撃」「守備」「押し引き」という基本の技術があります。
ここではその3つについて、順番に解説していきます。

「攻撃」:効率よく手を作り上げ、たくさん上がる能力・役をたくさん作って高い手を狙う能力

麻雀は最初に手を揃えた人しか上がれないゲームです。
その為、どんなに高い手をテンパイしていても、先に相手に上がられてしまっては意味がありません。余裕があるときは高い手を狙っていくべきですが、基本的には打点よりも速度を意識して打っていきましょう。


「いやいや、麻雀って高い手を作れる人が強いんじゃないの?」と思われがちですが、厳密には高さと速さのバランスをとれる人が強いとされています。

そこでまずは、リーチを最速でかけることを意識しましょう。リーチは麻雀のなかでも最強の役と言われており、最速でリーチを打つ技術だを身に着けるだけでも、結構な確率で上級者にも勝つことができます。


上級者は速く高い手を作ることが上手なので、速度と打点の両方で競ってもなかなか勝つことができません。せめて速度だけでも互角に戦うことができるようになれば、打点は一発やツモ、裏ドラなどで高くすることができます。

では、どうすれば最速でリーチが打てるようになるのでしょうか。まずは「手作り」や「牌効率」という技術を身につけましょう。「受け入れ枚数」(手を進めることができる牌の種類のことを受け入れといい、その枚数の合計を受け入れ枚数という)が最も多く、手広くなるように打つことが重要です。


それに関して詳しく知りたい人は、こちら(動画リンク)をご覧ください。

「守備」:相手の攻撃に対して、攻撃をやめて降りる能力
麻雀は4人(3人)で打つゲームなので、毎回アガれるわけではありません。


ずっと自分の手を作ることばかり考えていると振り込んでしまい、他の人と大きく差がついてしまいます。自分の手がダメそうなときは、降りることも考えましょう。その為には、安全な牌を素早く探す能力が必要となってきます。

そこで、リーチをした相手がすでに切っている牌や、リーチ後に他の人が切った牌はロンされないというルールを上手く使ってみましょう。自分の手に相手の現物があれば、それを切って振り込みを避けることができますね。

ですが、場合によっては手牌に現物が1枚もない時があります。そんなときは、比較的安全とされている字牌やスジを切りましょう。
降りに関しては、現時点で「現物・字牌・スジ」の3つを覚えておけば問題ありません。
「スジってなんだろう?」という人は、こちらの動画(動画リンク)で解説しているので、是非参考にしてください。
(メモ:今回の動画だとスジに関して他動画への誘導はありませんでした。ですが、スジについて話している他動画(https://youtu.be/A–dhUlK1o4 5:45~)があったので記載しています。個人的に、リンクがあったほうが初心者目線で見たときに優しいと感じました。お手数ですが、不要な場合は削除願います。)

「押し引き」:攻撃と守備のどちらに徹するかを決める能力
他家からリーチが入った時に危険な牌を切ってでも攻めるのか、それとも安全な牌を切って降りるのか、どちらかを選ぶ必要があります。リーチは「テンパイしているぞ!」という宣言なので、攻めるか降りるかを判断しやすい場面ですね。
判断基準としては、まずリーチが入った時点で自分の手配を確認してみましょう。
自分の手に役があってテンパイしている場合は、相手のリーチを無視してOKです。もし振り込んでしまっても、後悔する必要はありません。運が悪かったんだと思って大丈夫です。どんなにレベルの高いプレイヤーでも振り込んでしまうことはあるので、切り替えて次にいきましょう。
それとは逆に、自分がノーテン(テンパイしていない状態)の場合は、きっぱりと諦めて守備に徹してください。「もう少しでテンパイできるのに!」と思うかもしれませんが、ここはグッとこらえて次局に期待しましょう。

まとめ

今回は初心者が覚えるべき技術についてざっくりと紹介してみました。
どれも基本的なルールや技術となっていて、他の知識を習得するうえでのベースとなるものがほとんどです。
まずは基礎をしっかりと身に着けてから、徐々に新しい知識を習得していきましょう。

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